AI革命におけるソフトウェアエンジニアのためのキャリアッププラン10項目

日本のテクノロジー企業と共に卓越したエンジニアチームを構築することは、IchizokuのCEOとして、私たちの大きなミッションです。 テクノロジーの進化は日進月歩であり、AIの台頭には期待と不安が入り混じっています。しかし、技術の進歩は多くのチャンスをもたらすことを忘れてはいけません。エンジニアとしてのキャリアを成功に導くためには、戦略的なアクションが必要です。

 

今回の記事では、ソフトエンジニアとしてのキャリアアップに必要な具体的なアクションプランを、おすすめのトレーニングコースや、イベント名も交えながら紹介していきます。

アクション①  ドメイン固有業界での専門知識やスキルの習得

専門的な知識が不可欠な業界やセクター(例:医療、金融、自動車)で、各分野における専門知識と技術スキルを習得しましょう。ドメインの専門知識と技術スキルを組み合わせることで、AIが模倣できない”自身の価値”を見出すことができます。

アクション② AIと機械学習の理解

Courseraの「Deep Learning Specialization」やfast.aiのディープラーニングコースなどを受講し、AIと機械学習のスキルを磨きましょう。 AIへの理解を深めることで、AIシステムの実装、微調整、監督を行うことができ、AIプロジェクトの主導者としての役割を担うことができるでしょう。

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アクション③ ユーザーエクスペリエンス(UX)に重点を置くソフトウェア開発の知識、スキルを磨く

UX/UIデザイン、プロダクトマネジメント、カスタマージャーニーマッピングのワークショップやコースに積極的に参加し、人間行動学や人間心理についての深い理解を養いましょう。これらは、AIでは簡単に模倣、自動化できないタスクです。

アクション④  オープンソースの協力的なプロジェクトに取り組む

GitHubなどのプラットフォームでオープンソースプロジェクトに貢献し、他の開発者とのネットワーキングを通じて新しい機会を開きましょう。プロジェクトを通じて新たなスキルを習得し、業界のトレンドに追いつく機会が広がります。

アクション⑤ クラウドとインフラのスキル習得

AWS Certified Solutions ArchitectやGoogle Cloud Professional Architectの認定を受け、クラウドインフラの専門知識を深めましょう。企業がクラウドベースのソリューションに移行するにつれ、クラウドインフラの専門知識が求められ、需要の高い人材となります。

アクション⑥ サイバーセキュリティとデータプライバシーについて学ぶ

“Certified Information Systems Security Professional (CISSP)”や”Certified Information Privacy Professional (CIPP)”のコースを受講し、データセキュリティとプライバシーの専門知識を習得しましょう。データ侵害とプライバシーに関する懸念が増加する中、サイバーセキュリティとデータプライバシーの知識は常に高い需要があります。

アクション⑦  継続的なフィードバックとピアレビューに取り組む

定期的にコードレビューに参加し、フィードバックを求めましょう。これにより、コーディングが常に良好に状態に保たれ、品質の高いコードを提供できます。

アクション⑧ 積極的にネットワークを築く

Meetup.comのテクノロジーイベントに積極的に参加し、積極的にネットワーキングを行いましょう。新しい機会や協力関係が生まれるでしょう。

アクション⑨ 業界の規制と基準を常に更新する

業界固有のジャーナルやニュースレターを購読し、ソフトウェアの基準や規制に関するウェビナーに参加しましょう。最新の基準や規制に適合し、します。

アクション⑩  コーディングを超えた問題解決力を鍛える

Project EulerCodewarsなどのプラットフォームで問題解決に取り組み、分析スキルを向上させましょう。これにより、AIが模倣できない、問題解決者としてのスキルを高め、多様な課題に対処できるエンジニアとしての地位を築きましょう

最後に

AIの進化はテクノロジー業界に新たな機会と挑戦をもたらしており、私たちソフトウェアエンジニアには、迅速な適応とスキルの向上が求められています。ご紹介した10のアクションプランが、AI時代においてソフトウェアエンジニアとしての価値を高める道しるべとなるでしょう。

 

私たちIchizokuは、AI、ソフトエンジニア開発チームの立ち上げのサポートや、経営者、ビジネスリーダーへのトレーニングコースを提供しています。

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